2024.10.01
NO.413
「進取挑戦」とは、自ら進んで新しいことに挑むことを表す四字熟語です。私の好きな言葉でもあります。
8月25日、6年間その言葉を胸に挑んできた社労士試験は「惨敗」に終わりました。年齢を経るごとに増す頭の老化と眼のかすみに、試験挑戦も今回で最後になるだろう思っていました。直近に受けた模擬テストの結果もまずまずだったこともあり、自信を持って臨んだだけにこの「惨敗」には落ち込みました。いつもは立ち直りの早い私ですが、「もう一回挑戦しよう」と腹をくくるまでには、さすがに一週間近くはかかりました。
そもそも「社労士法人を設立して、税理士法人、コンサル会社の三本柱でグループ法人をつくりたい」と思い立ったのは私自身です。税理士法人を現所長に引き継いでもらった後、さぁこの空いた時間をどう使おうかと考えたとき、上記のことを思いついたのです。
そう思ったら、すぐにでも取り掛かりたいのが私の性格です。やり始めるには、「72歳は、ちょっと遅い」ということも、社労士試験の合格率が5~6%の低さだということも、また記憶力の衰えが年々ひどくなってきていることも、何も調べず、何も考えず「たぶん大丈夫だろう」いう思いだけで、受験学校に飛び込んだ次第です。調べていたらきっと「進取挑戦」と格闘することもなく、穏やかな70歳代を過ごしていたことでしょうねー。ただ、それができないのが私なのです。
今は「クソ―!合格するまで挑戦してやるぞ!!」と思っています。
来年78歳で合格したら、どうなるか。きっと全国の合格者の「最高齢者」になること、間違いなし!! 楽しみです!
(中島 幸子)